五月の奇跡!





(クリックで原寸、かなり重いです。注意してください)

間に合わなかったですが、母の日イラストです。
1986年の六軒島にいた、人間の時系列は9年前で統一されています。
マリアやエンジェの存在は、タイトルにもあるように「奇跡」なので
あまり考えないでください。

「うりゅりゅ!ママだよマリア!おいでよ、一緒にお花を渡そうよ!」
「えっ、えっ、だれ?私は…」
彼女は戸惑いつつこちらを向き、そうして呆然とする。
──私はもう真里亞ではない。私は『楼座より生みだされた』が、
今は原初の魔女マリアであり、たくさんの子供を持つ。
だからこそ聞いてみたかった。彼女の心持を。
「ねぇ楼座、その子を愛せる…?」
数々の記憶が蘇ってきて、自然と涙が零れた。
返答次第では、もし彼女が有罪であれば、
私は真里亞のために、その女を××。







おまけ

「ベアトリーチェ様!どうぞ!」
「?カーネーションか。どうしてまた急に?」
「ニンゲンの世界の行事で、
今日はお母様にカーネーションをあげる日なんだそうです!」
「そうなのか!いや、これは嬉しいのぅ。受け取っておくぞ」
「ありがたき幸せです!」

「なによマモンばっかり!私だって用意したのにずるいずるい!
見てなさい、私のはマモンなんかよりずっと大きい花束なんだから、
ベアトリーチェ様は私のほうを沢山褒めて下さるんだから!」
「レヴィ姉、このお花美味しいーー♪」




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